2015年7月26日日曜日

岩本拓郎氏の「今日の絵」から

三石博行


言うまでもないことだが、
自我の在り方として美はあり、美は自己の世界を構成している。

岩本拓郎氏の「今日の絵」を観ながら、私の中で湧き上がる詩(ことば)
それは、彼の色彩と形象へのことばの蛍光発光
それは、私の世界の深層からの共鳴



言うまでのないことだが、
自己に内在する世界の在り方として美はあり、
美は純粋表象としての自己としての世界である。

岩本拓郎氏の「今日の絵」から、私のことばが引き出され
ことばの世界に私は立つ
それは、彼と私の世界内自己の共音振
それは、彼の色彩表現への私の共光採



言うまでもないことだが、
美術家は時性意識と感性空間のマジッシャンなのだ。
彼の描く色彩や形象は、
注り来る美の時性を焦点化し、キャンパスに感性を固定化する。


それでも、やまない美の時性は、次のキャンパスに乗り移り、描かれ
それでも、治まらない情念は、時を増殖し続ける。


岩本拓郎氏の「今日の絵」は、過去から現在、そして未来への物語なのだ。


休むことなくつづく「今日の絵」
休むことなくつづく「色彩表象の戯曲」

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岩本拓郎氏のブログ
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