生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2019年9月14日土曜日

日本の朝鮮半島植民地化はその近代化にはたして寄与したか

›
-日韓の異なる歴史認識を支える理論の点検を代表する植民地近代化論- 三石博行 はじめに 植民地近代化論とは何か 日韓関係の歴史認識をめぐる課題の中に、で日韓併合によって朝鮮半島の近代化・工業化が進んだという考えと、それに対する批判の二つの論争がある。この二つ...

哲学とはなにか(1)

›
現代社会で問われる科学技術哲学の課題 三石博行 なぜ哲学とは何かを哲学は問うのか 私は何回も哲学とは何かを問いかけ続けている。自分のことを哲学者と呼ぶにはあまりにも自信がない。だから、今まで自分を哲学者と呼んだことはない。しかし、哲学者になりたいと思う。そ...

自分勝手な自己分析記録(1)

›
思考実験としての書く行為  三石博行 ぼんやり頭で理解していることは殆どが気持ちの上で了解された内容に留まる。これらの内容を文書化する作業は理解していると思っていることを点検する作業であり、一種の思考実験である。 書いてみると不十分な点が明らかになる。また、書い...

関係としての祈り

›
-日韓関係を改善するために問われる課題― 三石博行 平和主義や人権主義を基調にしながら日韓交流を行い続ける人々の祈り  韓国でも日本でも、反日や嫌韓を扇動する排他的民族主義者や報道機関、そして政治家たちは、これからも大声で日韓関係の破壊を叫び続け、両国の市民...
2019年9月13日金曜日

市民の日韓交流のために「NGO日韓問題解決機構

›
市民による市民のための国際交流活動が問われている 三石博行 日韓関係を政府に任せていいのだろうか 2019年9月12日の毎日新聞に「政治が止めよ、日韓対立 大きな合意で出口模索を=アジア調査会会長・五百旗頭真」の記事があった。確かに、政治の責任として、日韓...
2019年9月11日水曜日

日韓関係を改善するには、以下の5つの課題を考える必要がある。(2)

›
課題解決を両政府間に任すことの限界  三石博行 5-1、「韓国併合」か「朝鮮半島植民地支配」か 現在の日本政府が「1910年の韓国併合は国際法上合法であった」と言うのなら、現在の日本政府は戦前の日本政府の政治的立場と同じであると言える。しかしながら、戦前の日...

米中貿易戦争という21世紀国際社会での政治経済覇権闘争の構図

›
21世紀の国際社会構図形成の前哨段階としての米中経済戦争 三石博行 米中貿易戦争の彼方に何が見えてきたのか 米中二国間貿易収支の差、米国の対中貿易赤字をめぐって米中貿易戦争が起こったと理解した。しかし、この米中貿易戦争が示す課題は、大きく変貌し、その本題を露...
2019年7月19日金曜日

日韓関係を改善する努力とは何か

›
日韓関係を改善するには、以下の5つの課題を考える必要がある。(1) 第1番目は、歴史を出来る限り正しく学ぶこと。 第2番目は、共通する政治社会経済問題を共に解決すること。 第3番目は、日韓関係の破壊勢力(日韓双方)の理解とその対応を行うこと...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示
Powered by Blogger.