生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2016年5月26日木曜日

第三回関西政治社会学会研究会

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5月21日、第三回関西政治社会学会研究会「少子化問題とその対策」の発表者の要旨付のご案内 日時 2016年5月21日(土)13時00分-17時50分 場所 同志社大学烏丸キャンパス志高館2階共同研究室SK288 今回の研究会では、現在の社会問題の一つ「少子高齢化とその...
2016年3月10日木曜日

関西ivote 研修会(関西政治社会学会後援)

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当たり前の「投票に行く」ことが出来ていない日本を変えたい 関西政治社会学会では、学生団体関西ivoteの活動を支援しています。3月25日に学生団体関西ivoteが研修会を京都大学文学部で企画しています。武蔵野大学教授の荒木義修氏(政治社会学会会長)が講師を務めます。選挙...

第一回関西政治社会学会研究会の案内

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参画型社会構築の政策理論と現在のEU問題を理解する交流 第一回関西政治社会学会を1月30日土曜日、同志社大学で開催した。研究会は第一部は「 参画型市民社会を担う政策主体形成とは 」で、第二部は「 現在のEU 問題とは何か 」で今回の研究会は構成されていた。参...

第二回関西政治社会学会研究会の案内

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研究者と市民、政策理論と実践活動の交流 第二回関西政治社会学会を3月26日土曜日、同志社大学で開催します。研究会は第一部「自然エネルギー社会は可能か」と第二部「京野菜生産の現場を学ぶ視点」で構成されています。各発表者の発表内容の簡単な要旨を付けて、案内をお送りします。参...
2015年12月9日水曜日

撮る撮られる関係の解消

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森一生氏の写真芸術 三石博行 * * * * 10月中旬に島根と出雲を旅行した。大雪山の麓にあった「上田正治写真美術館」に行った。上田正治の写真を観ながら、森一生氏の写真を思い出していた。 日常生活、家族、町並み、自分の生活空間にそのままある何ともないと言えば何...

許しとは何か。人はなぜ人を許すのか

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三石博行 *  *  *  * 人はどのようにして他者を「許す」のか、この答えは宗教に求めるほかないのだろうか。と言うのも、この「許す」という行為は、救いと共通するように思えるからだ。 許すとは何か。つまり、人は許すために許し得るのではなく、許されることを追い求める...

歴史問題を語るとは何か

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三石博行 歴史を語る時、語る人々の時代感覚や社会理念が前提となっている。こう歴史に関して語ったのは「解釈学」という考え方であった。それまでは、歴史とは過去の事実として理解されていた。しかし、この歴史的事実という理解が、歴史解釈という認識に変わったのは、謂わば、観ている私...

君の絵

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私はいつも岩本拓郎氏の絵に深く反応してしまう。 その理由は分からない。 多分、何がが 抵抗しているかのようだ。 多分。 --------- 「君の絵画」 三石博行 それは不思議な心象溶融剤。 心の奥に潜む世界に浸み込み、 無形の形象を意識の地表に滲み出す、 それは...

落ち葉

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森一生さんの落ち葉の写真を見た。もう美しい落ち葉ではなく、殆ど、葉っぱの形が、冷たい歩道に溶け出し、消えて行こうとしている。ある、確かにあった筈の生命の物語。これは、命の話なのですと冬の光が物語る。。。 ----------------------------------...
2015年7月26日日曜日

岩本拓郎氏の「今日の絵」から

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三石博行 言うまでもないことだが、 自我の在り方として美はあり、美は自己の世界を構成している。 岩本拓郎氏の「今日の絵」を観ながら、私の中で湧き上がる詩(ことば) それは、彼の色彩と形象へのことばの蛍光発光 それは、私の世界の深層からの共鳴 言うまでのない...
2015年7月25日土曜日

「美にとって時間とは何か」

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所幸則氏のポスト光描写芸術への挑戦 - 所幸則氏の写真展に行って - 三石博行 高精度の写真芸術は 生きている時性を極限にまで微分し 超写実主義の表現を可能にした。 しかし、それは 光描写の芸術は瞬間を切り抜き リアルな世界を映し出す芸術。 しかし...
2015年7月3日金曜日

「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」

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どの分野でも言えることかもしれないが、理論的に考えること、物事の基本構造を理解するための方法や論理を見つけることは、大切なことだと思う。それが出来ていることによって、応用問題を解くことが出来る。生活の中で問われることは、多くの場合、応用問題のようなものである。 つまり、柔...
2015年4月18日土曜日

自己組織性の生活学の成立条件

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三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki) 吉田民人の自己組織性の科学とプログラム科学の概念 人間社科学を生命活動によって生み出される世界現象を解明するために吉田民人が提案した「プログラム科学」と、その科学の目的、つまりより良い生命活動 ( 生活文化や社...
2015年4月15日水曜日

生活世界の科学の成立条件

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三石博行(MITSUISHI Hiroyuki) 人間学としての「生活世界の科学」と臨床の知としての「生活技術学」 近代西洋哲学は、17世紀からの伝統として、合理的な精神や科学的な認識の追求が課題になっている。理性、意識的な志向性や自由意志などがその哲学の主な問題...
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