生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2012年3月18日日曜日

ブログ文書集「福島原発事故から立ちあがる市民」

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「福島原発事故から立ちあがる市民」の目次 三石博行 講演シリーズ「医者・専門家から見た福島原発事故」を開催 1、原発事故処理作業者の被曝を防ぐために 未完成(近日公開) 1-1、「放射能による健康障害と放射線による病気の克服」平岡諦医師の講演 放射能による...
2012年3月8日木曜日

非常時から日常時へのボランティア活動の移行過程について

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構造構成主義の理解のための試み(2) 三石博行 構造が構成される瞬間 「あらゆる仕事の場で役に立ってしまう本」と言う西條剛央著「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)に関する糸井重里氏の一言の本の紹介文の通りに、この本は組織運営の核心に触れているみごとなビジ...

「状況」という生活世界の現実と「目的」という生活主体の志向性

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構造構成主義の理解のための試み(1) 三石博行 状況という現実 構造構成主義を提案した西條剛央氏の最近の著書「人を助けるすんごい仕組み」(ダイヤモンド社)の中に方法論として語られている行動の具体的選択や活動の企画を決定するためにまず検討しなければならない基本要素とし...
2012年3月6日火曜日

ブログ文書集「国際社会の中の日本 -国際化する日本の社会文化-」

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目次 三石博行 はじめに 未完成(近日公開)   1. 日本社会の国際化 1-1、多言語文化社会の生活風景 http://mitsuishi.blogspot.com/2010/04/blog-post_28.html 1-2、街に生れるイングリシュ...
2012年2月29日水曜日

プログラム科学論研究のあり方

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理論的なものは実践的であり、実践的なものは理論的である 三石博行 社会生活生産活動の装置としての理論 人間社会文化現象の理解のための作業を人間社会学と呼んでいる。時代や社会によってを、人々が抱える課題は具体的には異なりながら、しかしその課題の基本には人間社会文化のあ...
2012年2月22日水曜日

感謝の気持ちを持つとは何か

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商品化した他者の再生は可能か 三石博行 抽象的に感謝の気持ちが湧くだろうか よく感謝の気持ちをもって生きるという道徳心が語られる。この「感謝の気持ちを持つ」ということばは、道徳的なことばとして語られる場合、そのことを実践的に理解する上での困難さや疑問に出会う。しかし...
2012年2月20日月曜日

社会経済システムからみた太陽光発電システムの課題

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太陽光発電の将来性と問題点 三石博行 3-1、技術開発を推進する政府・公共研究機構NEDOの役割とその課題 新しい産業の形成を個別企業独自の力で可能にすることは不可能に近い。黎明期と呼ばれる暗中模索の時代を進むには大きな経営的リスクを抱えることになる。場合によっては、...

市場からみた太陽光発電システムの課題

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太陽光発電の将来性と問題点 三石博行 2-1 、利用可能な太陽光エネルギーの量の評価 太陽から地球に到達する太陽光のエネルギーは約174PW(ペタワット)、つまり174×1000兆ワットである。この光エネルギーは大気中で吸収され海面に反射してその半分が失われ、残り半分...
2012年2月16日木曜日

エネルギー消費量からみた現代社会の課題

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太陽光発電の将来性と問題点 三石博行 1-1 、文明のエネルギー史観(神田淳氏の視点から) 私たちは人類史の中で最高の豊かさを手に入れている。この豊かさは18世紀にヨーロッパで始まった産業革命によって可能になった。神田淳氏は『持続可能な文明の創造』の中で、これまでの人...
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2012年1月19日木曜日

ブログという知的生産の技術について

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生活行為や思索点検としての文章化作業  三石博行 メモ帳を使った作業 殆どのアイデアは、メモ帳にまずスケッチされる。それを発想のスケッチと呼ぶ。メモ帳には、アイデアのみでなく、インターネット等々の情報も入力される。これらの材料が、ブログ文章を書くためにまず必要と...
2011年12月3日土曜日

新しい社会政策の模索の時代、問われている21世紀社会の姿と理念

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成熟した社会・民主主義社会を発展させるたに(1) 三石博行 2011年3月11日、東日本大震災と東電福島第一原子力発電所事故(以後、福島原発事故と呼ぶ)が発生したその日から、日本の社会は大きな課題に直面した。大震災や大原発事故への対応に現れた政治、行政、経済、社会や文化...

ブログ文書集「民主主義文化としての報道機能について」

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「民主主義文化としての報道機能について」の目次 三石博行 0、はじめに(何故、報道機能の改革が課題となるのか) 0-1、HKK・公共放送は誰のために「原発事故報道の検証」作業を行ったのか 0-2、ポスト311時代のメディアとしての市民メデァイの社会的機能 ...
2011年12月2日金曜日

国民負担による公共放送の意味を理解するために

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民主主義と報道機能(6) 三石博行 国民主権による公共放送の社会情報機能を確立するためには、多くの課題を検討しなければならない。その一つが財政問題である。つまり、国民による国民のための報道機能であるなら、国民がその経営責任を持たなければならない。しかし、現実はどうなのだ...
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