生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2013年7月31日水曜日

旅立ち

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三石博行 その時、過去と呼ばれる履歴の先に、約束された未来という新たな予測が消え失せ 目の前は暗黒の世界となる。 もはや、予定された未来はない。 新たに現れた現実は、過去の履歴方程式から一切の未来の解を求めることは出来ない。 私は、過去の時空の切断さ...
2013年7月19日金曜日

詩にとって表現とは何か

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画家笹井孝太氏と詩人寺田悦二氏との出会いの中で 三石博行 画家笹井孝太氏の絵 その画風は暗く、まるで後期ゴヤの作品のように思えた。一人の人間の顔面から強烈な魂が飛び出している。それは、「君は今どう生きているのだ」と問いかけているようだ。 ...
2013年7月15日月曜日

我が家の庭にひまわりが咲きました

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今年の春に、6、7年前にもらったひまわりの種を植えてみました。多分、袋に発芽は5年以内でない無理と書かれてあったのですが、せっかくもらったひまわりの種、捨てるのはもったいないと種を蒔いてみました。 すると、ほとんどすべてが発芽し、みるみる大きくなり、高いのは2.5メートルぐら...
2013年6月15日土曜日

槌田氏の使い捨てを考える会の活動について思うこと

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使い捨てをしない生活は可能か 三石博行 槌田劭さんの魅力ある話 先週日曜日(5月23日)に京都大学農学部で第14回縮小社会研究会が開催された。 私の尊敬する人々の一人、槌田劭(つちだ・たかし)さんが、お話をされた。これまで何回かの槌田さんの講演会に参加し...
2013年6月10日月曜日

「死体とうんこ」

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総合地球環境研究所の副所長佐藤洋一郎氏に会ったとき、彼が現代の日本社会では「死体とうんこ」を隠す文化に成っていると話していた。 死体、つまり死、そしてうんこ、つまり生命と生成物の廃棄物はある意味で生命の姿の別の一面でもある。生があるから死がり、生きるすべてが死を待っていると...
2013年6月8日土曜日

「文理融合と社会デザイン」と5つの政策実践(セッション)課題

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政治社会学会(ASPOS)の2013年度大会の課題について(2) 三石博行 2013年度の政治社会学会総会及び研究大会は11月16日(土曜日)から17日(日曜日)の二日間、大阪府吹田市の千里金蘭大学で開催されることが決まった。2010年度(設立大会)から2012年...
2013年6月6日木曜日

政策科学の方法と実践的課題 「文理融合と社会デザイン」

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政治社会学会(ASPOS)の2013年度大会の課題について(1) 三石博行 政治社会学会の設立の趣旨と三つの課題 2010年10月に結成された21世紀型の学会活動を模索する政治社会学会(ASPOS)では、21世紀社会、科学技術文明社会での政治社会学、政策学...

個別的震災パターン分析と震災救助対策の検討、評価、改善の作業

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災害政策の設計科学的展開を目指す 三石博行 個別的震災パターンと普遍的震災パターン 個別の震災パターンの分析を通じて、そのパターンの特殊性を理解するだけでなく、一般的な震災パターンを理解することが出来る。どの震災や災害でも起こる罹災地での救済活動の在り方、罹...
2013年6月5日水曜日

阪神大震災時に発行されたチラシの生活情報の質的変化と住民による震災時のチラシの発行の社会的必要性について

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生活情報の危機の構築に関する課題として 三石博行 英文での論文 発表要旨 阪神淡路大震災に関する住民情報紙の調査は、災害時に市民が自主的に発行する生活情報のあり方を教えた。市民社会の発達した先進国では災害時の生活情報の危機管理を市民が担う力をもっている。...
2013年5月15日水曜日

東日本大震災の分析と津波防波堤計画の合理的経済的な在り方とは

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民主主義制度の持つ経済性 三石博行 未来の震災対策のための過去の震災パターン分析 阪神淡路大震災やその他の震災を通じて得た経験や教訓は、当然、その後の震災に役立っている。しかし、それらの教訓や経験は阪神淡路大震災の特徴を前提にして形成されたものである以上...
2013年5月13日月曜日

東日本大震災復興活動が問いかける課題

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未来社会に必要とされる原発事故原因解明と事故処理の経験 三石博行 今、東日本大震災の課題を問うことの意味 地震・巨大津波と原発事故・広域放射能汚染の二つの異なる災害を引き起こした東日本大震災に関して、改めてその意味を考えなければならない。このことを敢えて今...
2013年1月23日水曜日

ECは東アジア共同体への道のモデルとなり得るか、その可能性とは

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東アジア共同体の可能性を巡る機能的推進の課題(3) 三石博行 東アジア共同体構想を展開するための問題点 まず、東アジア共同体は存在していないと言うことから述べなければならない。つまり、正確には東アジア共同体構想として議論が始まっている段階である。この共同体を我々日本...

ヨーロッパ評議会、EC,EU成立過程と地域政治共同体としてのEUモデル

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東アジア共同体の可能性を巡る機能的推進の課題(2) 三石博行 平和な中世汎ヨーロッパ文化圏と近代国民国家形成過程における地域紛争の激化 欧州連合(EU)を構成する国々は古代ローマ時代から交易、侵略(戦争)、支配と被支配、領土境界(国境)の変更を繰り返し、言語的には大...

プログラム科学・自己組織性の設計科学としての政治社会学

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東アジア共同体の可能性を巡る機能的推進の課題(1) Problems about Functional Promotion for Possibility of East Asia Community 三石博行 調査研究活動目的、 問題解決型科学としての政治社...

アジア共生・東アジア共同体を実現するために

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三石博行 第一回「アジア共生」ジョイント・コンファレンス 2013年1月12日から13日に、東京外国語大学で、第一回「アジア共生」ジョイント・コンファレンスが行われた。このジョイント・コンファレンスは5つのシンクタンクの共催と2つの市民団体(日本ビジネスインテリジェンス...
2012年11月22日木曜日

プログラム科学(自己組織性の設計科学)の科学哲学的課題

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政治社会学会(ASPOS)第3回研究大会、研究報告要旨 三石博行(千里金蘭大学) 2012年11月23日(金)から25日(日)にかけて、国際基督教大学で政治社会学会(ASPOS)の第3回総会及び研究大会が開催される。研究大会のテーマは「文理融合と人文・社会科学の再生(3)...
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