生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2019年3月22日金曜日

詩を書く私 (詩)

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詩にとって真実とは何か 三石博行 書くことは書かざる得ない主体から あふれた行為にすぎない つまり、書く行為主体の私は 書かれた世界からどこかに消え 化石化した文字となる だから、それのみが私の現実なのだ 詩に対象化された私 文字の化石になった私 ...
2019年3月20日水曜日

公益資本主義研究会

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2019年ワールド・アライアンス・フォーラム in あわじ 公益資本主義2050年の国家目標 -天寿を全うする直前まで健康でいられる社会の実現 昨日 2019年3月19日、淡路夢舞台国際会議場で開催された「2019年ワールド・アライアンス・フォーラム in あわじ」に参...
2019年3月15日金曜日

人間社会科学の成立条件(8)

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近代科学思想の大衆化 啓蒙主義 力学は物理神学の伝統、神が支配した宇宙の原理の追求から、新しい階級、市民層の社会経済政治的力の道具 ( 方法 ) となった。自然科学を代表する物理学や化学は産業革命、資本主義経済の発展に力となり、自然科学的知が最も有効な知であること、...

「ポスト科学主義的人間社会科学の成立条件とは何か」文書群の編集企画と目次

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何故、ポスト科学主義的人間社会科学の成立条件について書くのか 高度科学技術文明社会の問題解に対して有効な知、人間社会科学を形成するために問われている課題を分析し、まとめる作業として、「人間社会科学の成立条件」に関する文書活動を行っている。この中で、私は、この課題の目的...

人間社会科学の成立条件(7)

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近代科学の形成   中世的世界観・偏見や先入観への「懐疑」 近代科学は、一切の偏見や先入観を排斥し、明晰判明な思考を獲得するために「疑う」という精神を前提にして成立している。この精神は、ペストへの集団的ヒステリーとも言える西洋社会で起こった「魔女狩り裁判」への思...
2019年3月14日木曜日

私という現象 (詩)

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( 一 )   私という現象は、 止めどもなく沸き上がる疑問の風に吹かれ、 止むことなく続く疑問の森を彷徨う   明日という未来はどこに存在するのか 昨日という過去はどこに存在したのか   私は 刻々と進む時間の中を ただ焦りながら思索...

「多様な近代化過程、その資本主義・近代国家の様相とその構造」文書群の構成企画

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「多様な近代化過程、その資本主義・近代国家の様相とその構造」の目次 -非西洋型資本主義・民主主義社会形成過程の理論のために-  近代化過程から世界を観ることによって、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等の非欧米諸国の国家の多様な形態が理解できる。この作業は国家を政治...
2019年3月13日水曜日

人間社会科学の成立条件(6)

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反科学と反科学主義の思想の歴史的背景 (2) 反近代合理主義思想としての「反科学」思想  「反科学」とは近代合理主義、近代科学への批判や拒絶である。アジアの国々 ( 特に古代インドや古代中国文明の伝統文化を継承している国々 ) では、近代化とは伝統文化の破壊を...
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