生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2008年11月20日木曜日

ホームページをはじめます

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ブログを書きながら、ブログでは表現できないものをホームページを使って表現してみようと思います。 ホームページの名前 「日常性と思想性の相補運動」にするか考えている採集です。取り合えず、進めてみます。 http://hiroyukimitsuishi.web.fc2.com/in...
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2008年11月19日水曜日

ブログをはじめた原点に戻って

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三石博行 今までの研究してきた課題、これは主観的には一貫した流れを持っていると信じていた。いや信じていたから色々な課題に飛び火しながら、その時その時のテーマに没頭していた。 しかし、時間が経って、それらの課題が今更ながら「何のために、そのテーマを問題にしていたのか」と自...

学ぶとは胸に誠を刻むこと

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三石博行 久しぶりに自分のブログを開いてみると、未公開の文章があることに気付きました。この文章は匿名の投稿者さんからものです。長いことほっといてごめんなさいね。 とても、素晴らしい文章ですので、記載します。 匿名の投稿文 初めまして。 「直感のない哲学は根拠を失ったこ...
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2008年11月18日火曜日

長い休みを明けて

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今年の一月からブログを休みました。理由は健康上の都合です。しかし、健康を回復して、今までブログを書く作業に戻るまで時間が大変掛かりました。ブログは簡単に続けられると思っていましたが、一回、ブログ表現に必要なライフスタイルや気持ちを失うと、なかなか元に戻れないことが分かりました。今...
2008年1月31日木曜日

科学技術文明社会での生活学の課題

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現代社会の生活学教育課題について 千里金蘭大学短期大学部助教授(ストラスブール第二大学 哲学博士)  三石博行 はじめに 科学技術文明社会の中で生活学の教育が問われている。伝統的な教育のあり方や生活学の歴史を振り返りながら、現代社会の課題にコミットする教育の方向について考察する。...

日常性を維持する力

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日常生活の意識構造 - 生存するために人類が身につけた精神構造 - 三石博行 常識の意識構造 日常生活の中では、常識、慣習や決まりに従いながら判断を行う。それらの判断は、生きて生活するという行為にとって必要な選択の基準や方向を決めるためのものである。日常生活の判断基準をフロイ...
2008年1月30日水曜日

生活世界の哲学

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生きる場の哲学の課題 - 生活運動と思想運動の相互点検活動 - 三石博行 直感のない哲学は根拠を失ったことばに過ぎない。生活世界に根拠を持たない思想は心の通じない主張に過ぎない。 しかし、生活世界では、ことばは「いま、ここに」という限定から飛び立つことは出来ない。生活世...
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2008年1月28日月曜日

前向きな悲観論

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前向きに悲観すること -自分の弱点と共存する生き方- 三石博行 失敗と決意の終わりなき連鎖・一秒の人生 ▽ 今、私の職場は試験期間である。私自身、自分の学生時代の試験の内容に関する記憶は殆どない。何が出たのか、さっぱり思い出さない。思い出すことは、一日多くて3、4科目の試験の準備...
2008年1月25日金曜日

いじめるという行為

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「いじめない」ことの困難さ 三石博行 いじめるという行為の文化性 いじめるということに鈍感である日本社会で、いじめるという行為がこれ程までに問題にされた歴史はないかもしれない。その意味で、いじめを問題にしたことは、ある古い文化が問題にされ、ある新しい文化が台頭しようとし...

メタ科学としてのプログラム科学論

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プログラム科学論の科学性を問題にした間違い 三石博行 2004年度科学基礎論学会での課題 2004年の科学基礎論学会で、「プログラム科学論の科学性」に関して研究発表を行った。 http://phsc.jp/dat/rsm/2004.1b03.pdf この分析の問題点 1、「プログ...
2008年1月18日金曜日

サイバー研究会としてのプログラム科学論研究活動

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何故、インターネット上で科学哲学研究会を開くのか プログラム科学論研究会 会員 三石博行 情報ネットワーク上での研究活動の意味 プログラム科学論研究会は、昨年2007年12月に、槇和男氏と三石博行の二人によって呼びかけられ、結成されました。この研究会は、インターネット上に存在し、...
2008年1月17日木曜日

科学主義を超えられるか

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反科学主義と科学主義の議論を超えて -プログラム科学論における存在論の課題- 三石博行 はじめに 啓蒙主義運動は科学主義によって生み出された思想運動である。今日の科学技術文明社会はこの思想運動から形成され、社会常識として科学主義が普及している。地球環境化防止の対策にしろ科学技術の...
2008年1月15日火曜日

日本の近代化と科学の大衆化

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わが国の近代化過程での「科学の大衆化」 La vulgrisation scientifique dans le processus de la modernisation sociale au Japon 三石博行 はじめに 日本の近代化過程では、地域社会、農村社会で...
2008年1月14日月曜日

新たな世界観形成と科学の大衆化

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同時代的合理主義思想の形成活動と「科学の大衆化」 La vulgarisation scientifique: une formation de la pansée rasionaliste d'une époque 三石博行 はじめに 科学の大衆化という社会現象は社会...
2007年12月26日水曜日

文化経済学的視点に立った国際交流活動

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NPO京都奈良EU協会の設立趣意書(案) 三石博行 地域社会を国際社会に発信する活動 20世紀後半からの流通、情報や交通の発展によって、国際社会を前提にした地域社会のあり方が課題になっている。そして、海外商品、異文化、外国映画や映像、海外のニュースが私たちの日常生...
2007年12月21日金曜日

科学技術史の視点で観る大学教育改革の課題

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第四次産業の勃興・科学技術文明社会の成立と大学の社会的機能の再検討 三石博行 科学技術文明社会の特徴・研究開発産業の形成による社会変化 産業革命以来、経済システムを構築している三つの産業構造以外に、20世紀後半から研究開発産業と呼ばれる新たな産業が萌芽してきた。そ...
2007年12月20日木曜日

日欧学術教育文化交流委員会ニュース配信

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日欧学術教育文化交流委員会とは 委員会は始まり 1963年1月22日、ドイツ連邦共和国とフランスの間で提携された仏独友好・協力条約(エリゼ条約)から40年目を記念するイベントを、2003年10月、故岸田綱太郎京都日仏協会会長の働きかけで、京都日仏協会と奈良日仏協会が共同で開...

プログラム科学論研究会への参加のお願い

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プログラム科学論に関する意見交換をはじめました プログラム科学論という概念は吉田民人先生が作られたものです。このプログラム科学論に関して、興味ある方は是非とも、メーリングリスト・プログラム科学論研究のコミュニケーションに参加しませんか。 このメーリングリストについて説明します。 ...
2007年12月18日火曜日

プログラム科学論研究の今日の課題とは

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何故、プログラム科学論研究が問題となるのか 千里金蘭大学短期大学部准教授 哲学博士 三石博行 吉田民人のプログラム科学論の哲学的位置付けの必要性 1、 1990年代から吉田民人によって提案された「プログラム科学論」は、科学技術文明社会の基盤概念、哲学を課題にしたものである。現代哲...

プログラム科学論での秩序概念

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2007年度科学基礎論学会研究発表要旨から プログラム科学論での秩序概念 三石博行 千里金蘭大学短期大学部 プログラム科学論の存在論的背景としての進化論的存在論 吉田民人のプログラム科学論は生命活動を基盤にした遺伝子、脳神経生理、生物形態や行動、生物進化や順応、生態系、文化、...
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