生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2011年3月31日木曜日

社会資本の基底を維持する機能(文化や生活)の経済的評価を行う

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災害に強い国を作る(2) 三石博行 農業資本としての土 庭で野菜を作るという家庭菜園をやっていて気付くことがある。それは野菜や花を育てるために花壇や畑の土が自然のものでありながら、人工物であると言う事だ。山土を耕し、花や野菜の植えられる環境にするために、どれだけの労...
2011年3月29日火曜日

国家の危機管理としての地方分権制度の構築

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災害に強い国を作る(1) 三石博行 日本の自然生態環境と多様な地域社会性を持つ伝統的生活文化 日本の歴史を観ると中央集権政治が成立したのは奈良平安時代と明治以後の時代である。それまでとその間は地方にそれぞれ独立した政権があった。もちろん、江戸時代は将軍が全国を支...
2011年3月28日月曜日

政府は、原発大災害に向けて緊急体制を採るべきである

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東電福島第一原発大災害に立ち向かう(1) 三石博行 人災としての原発事故 それに対する緊急対策 東日本大震災は日本社会に大きな打撃を与えた。今、一刻も早い復旧が急がれている。その復旧活動に大きな妨げになり、また東日本大震災の被害をさらに増大させようとしている要因と...
2011年3月26日土曜日

春の大雪

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2011年3月26日の庭 三石博行 今朝、起きてみると、一面銀世界であった。3月末に、こんなに雪が降るのは珍しことだ。 東日本大震災の罹災地にも雪がふっただろうか。寒かっただろうか。 水菜の花も雪で覆われてしまった。
2011年3月25日金曜日

可愛い迷惑な訪問者

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2011年3月25日の庭 三石博行 毎年、冬に訪問者がやってくる。冬しか来ない。多分渡り鳥かもしれない。もしくは、山に食糧がないから人家のある所に来るのかもしれない。 彼らの好きな野菜は、ケール、キャベツと栄養分の多い肉厚の葉っぱを持った野菜だ。小松菜やホウレ...
2011年3月24日木曜日

災害に強い社会を作るための主な三つの課題

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今までの震災への対応を検証し、即、それを活かそう 三石博行 災害に強い社会を目指す 国民参画の救援体制 今回の東日本大震災は、地震と津波による未曾有の被害をもたらした。犠牲者と行方不明者数を合わせて2万人を越え、31万人が避難生活をしている。また全壊した建物は...

槇和男氏からのメール

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深刻な地中放射能汚染問題 「どうもお見舞いありがとうございます。日々状況が悪化していきますのでなかなか返事を書く気ににもなりませんでした。Kの鹿島、栃木、すみだ はかなり被害があったものと思われますが、詳しいことは判りません。怪我人などは聞いていません。S寮は立ち入り禁止に...
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2011年3月23日水曜日

ブログ文書集「東日本大震災から復旧・復興、災害に強い社会建設を目指して」

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「東日本大震災の復旧・復興、 災害に強い社会建設を目指して」の目次 三石博行 はじめに 1、東日本大震災犠牲者の冥福を祈る ‐自分なりの支援を始めよう‐ http://mitsuishi.blogspot.com/2011/03/blog-post_14.htm...
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2011年3月22日火曜日

災害ボランィア活動を生み出す文化的土壌としてのコミュニテイ・市民運動

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現代社会での危機管理(3) 三石博行 ピースボートの役割・災害情報ボランティア活動とその伝達 1995年1月17日、阪神淡路大震災は起こった。都市直下型地震によって神戸を中心とする関西中心西部一帯の社会インフラは壊滅的打撃を受けた。震災は至る所で火災(二次災害)を...
2011年3月21日月曜日

Eric DOLPHY 

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音楽について(1) 三石博行 ジャズとの出会い 私がJAZZに接する機会を作ってくれた二人の友人が居た。槇和男君と岩本晴穂君である。当時、大学の近くの農学部前の電停近くに「メルヘン」というジャズ喫茶があった。槇君は殆どそこで量子力学の勉強をしていた。量子力学の原書を...

企業、行政主導の危機管理体制の必要性、その限界への課題(市民ボランティアの役割)

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現代社会での危機管理(2) 三石博行 民間企業の安全管理と危機管理の論理 前節で、災害後の対策・危機管理と災害前の防災対策・安全管理の違いと、その二つの連関性について述べた。つまり、危機管理は安全管理の延長線上に存在しないことや安全管理が崩壊した後に設定される対策...
2011年3月20日日曜日

堆肥作り

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2011年3月20日の庭 三石博行 近所の人が庭の落ち葉や芝生の葉、庭仕事で出た草花の廃棄物を我が家のガレージに置いている。庭からでるゴミはほとんど堆肥に出来る。 しかし、小枝は粉々に砕かないと肥料にならない。小枝と葉を分けて、葉だけを堆肥舎に入れる。 ...

学生時代の読書会スタイルでの三つの研究活動

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プログラム科学論研究会活動報告(1) 三石博行 プログラム科学論研究会は、現在、三つの研究活動を行っている。一つは槇和男氏と吉田民人著『自己組織性の情報科学』の読書会である。もう一つはEddy Van Dromさんとの研究会である。それぞれ1週間に1回の割合で行ってい...
2011年3月19日土曜日

危機管理と安全管理の独自性と連関性

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現代社会での危機管理(1) 三石博行 「危機管理」の社会科学的意味 一般に、危機とは突然現れた好ましくない事象を意味する。従って、「危機感」とは観察者が主観的に感じている予測出来なかった好ましくない事象に対する感情である。好ましくない事象に対して抱く否定的感情の程...
2011年3月17日木曜日

日本国民全ての力を集めて震災罹災者を救援しよう

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東日本大震災への救援・二次防災活動を担う機動部隊の構築 三石博行 困難に立ち向かう勇気と対応課題 今、東日本大震災(東北関東大震災)の地震と津波による罹災者の救援活動は十分に展開していない。そして、同時に二次災害・東電福島原発事故によって被害はさらに深刻化しつつあ...
2011年3月16日水曜日

社会政策としての安全管理 原発事故防止や大津波対策の可能性を求めて

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現代社会での安全管理(3) 三石博行 社会インフラ事業としての安全管理 前節では、民間企業一般の安全管理の課題について述べた。今回は、特に、公共性の強い企業、例えば社会インフラを支える企業や事業の安全管理について述べる。 公共的役割を強く担う企業内では、労働力...

自由主義経済の中での社会政策・安全管理の意味

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現代社会での安全管理(2) 三石博行 経営学的安全管理の有効領域 航空会社の例 市場経済的視点からみる安全管理は、一般に企業レベルの安全管理の理論の背景になる。しかし、その市場経済からの安全管理の理論はどこまで有効だろうか。航空事故の場合について考える。 当然...

東電原発事故 国は徹底した情報開示と対策を取るべきである

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畑村洋太郎の失敗学の基礎知識に学ぶ 三石博行 危機的状況を前にして、何が東電にとって問題か 3月14日23時のNHKニュースで東電福島第一原子力発電所(以後、福島第一原発と呼ぶ)の3号機で進行していた事故の説明を東電の社員が行っていた。一体何を話しているか不明であ...
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2011年3月15日火曜日

市場経済的視点からみる安全管理 大津波対策は可能か

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現代社会での安全管理(1) 三石博行 安全管理と危機管理の違い 防災計画をより緻密に練り上げるためには、安全管理と危機管理の違いを明確に区別しておく必要がある。 まず、安全管理の考え方を述べる。安全管理とは、現状のシステムを災害から守るために工夫する対策である...
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