生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2012年10月25日木曜日

選挙公約法、選挙公約点検サイトと公約実現実績情報公開制度の必要性

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政治改革の課題(1) 三石博行 政治への国民の絶望   国民がこれほど政治に絶望したことが今まであっただろうか。その理由は、現在の政治が今までの政治よりも最悪な状態であるというだけでない。現在の民主党政権の成立に国民が期待していたということが、もう一つの理由に...
2012年10月18日木曜日

太陽光発電システムは未来社会のエネルギー生産を担えるか

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2-2、再生可能エネルギー社会の形成に向けて 第11回縮小社会研究会(9月30日、京都大学吉田キャンパス)での研究報告 三石博行 未来社会からみた太陽光発電システムの課題 9月30日、京都大学で第11回縮小社会研究会が開かれた。今回の研究会で「太陽光発電システム...
2012年10月5日金曜日

未来社会からみた太陽光発電システムの課題

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太陽光発電の将来性と問題点 三石博行 4-1、省エネ・創エネによる経済成長の可能性 現代科学技術文明構造の変革・「高度農工文明」への道(佐藤進氏の提案から) 我々は、経済成長は多量のエネルギーや資源の消費を必要とすると考えている。事実、資本主義社会は多量のエ...
2012年8月20日月曜日

金融資本主義、新自由主義的経済から脱却できる経済システムは可能か

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1-1、新自由主義経済思想批判と生活経済主義の成立に向けて 脱資本主義社会経済システムは実現可能か 縮小社会研究会の課題(3) 三石博行 はじめに   縮小社会研究活動が最初に問題視する課題の一つとして、世界的な経済危機の元凶である世界的金融資本主...

OurPlanet-TV(市民メディア)がJCJ賞を受賞する

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『民主主義文化としての報道機能について』 3章、コミュニティメディアと市民参加の報道機能の確立 三石博行 放送ウーマン賞とJCJ賞に輝くOurPlanet-TV (白石草氏)   昨年12月に、OurPlanet-TVの代表 白石草(はじめ)さんが放送ウー...
2012年8月16日木曜日

アジア的資本主義社会から市民民主主義社会への脱却の課題

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日本近代国家形成の歴史分析 (1) 三石博行 現代日本社会に継承された国家指導型近代化の歴史的経過とその病理構造 多様な国民主権・民主主義形成過程を持つ国際社会 国民主権とは、国民(市民)によって国家が運営されることであるが、その意味は、ヨーロッパで...

巨大科学技術文明社会のアンチテーゼから社会改革の理論と政策提案へ

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縮小社会研究会の課題(2) 三石博行 縮小社会のイメージからモデルへ   現在の巨大科学技術文明社会、世界資本主義社会の危機を分析し、それを解決するために、色々な提案(実現不可能なものを含めて)がなされている。 その主なイメージを列挙すると、脱高度情報化...
2012年8月14日火曜日

市民民主主義社会発展のための政策研究集団としての縮小社会研究会活動

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21世紀社会の新たな知識人運動 三石博行 持続可能な社会経済技術文化システムを調査研究、提案するための研究機関・縮小社会研究会   縮小する社会のイメージに込められたメッセージ すでに、ブログ「成長経済の終焉はどのように可能か」(2012年8月9日)(1...

政策政党の形成と市民民主主義の発展

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官僚・行政機能と政治機能の改革 三石博行 戦後民主主義の発展と政党政治の変貌 政局論争が国家政策に優先されて堂々と国会で行われている日本の政治機能不全の姿は、今突然、起こったのではない。言い換えると、今までもそうだった。それは政党とは、政局を争うことが政党活...

なぜ大阪維新の会が原発推進派と対立するのか

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政治政策の分析 (1)  三石博行 橋本氏の大阪維新の会や石原東京都知事らが日本の原発行政に反対する主な理由は、彼らの市場経済主義に現在の電力会社の経営が反するからである。 国の保護(日本の原子力政策による)の下、電力は電力会社(独占企業)によって生産され、自由...
2012年8月13日月曜日

なぜ、いじめが放置されるのか、そこに日本社会の構造がある

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『人権学とは何か』 5章 いじめの構造とその対応 三石博行 社会文化の構造としてのいじめ いじめの実態を隠すことがいじめ対策であった 滋賀県大津市の中学校で起こったいじめ(生徒の集団暴行)による生徒の自殺問題は、その地域や中学校における特別な事例で...
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