生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2012年5月30日水曜日

震災ガレキ処理対策が今後の日本社会の方向を決める

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震災に強い社会建設を可能にする市民主導型社会(2) 三石博行 国民の利益に立ったガレキ対策を進めるべき すでに震災から1年と3ヵ月が経過しようとしている。復興庁も機能し始めてすでに長い時間が経過している。しかし、放射能汚染ガレキの処理方法...
2012年5月10日木曜日

あれから一年、気仙沼の桜

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三石博行 あれから一年が経っていた 昨年、 5 月の連休は、居ても立ってもおれなくて、雨靴、軍手、作業着を持って二人で東北に向かった。大阪空港から山形空港に飛行機は降りた。仙台空港は無理だった。レンタカーを借りて、被災地に行こうとしたが高速...

国と自治体の被災地のガレキ焼却処理支援を進めるための課題

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震災に強い社会建設を可能にする市民主導型社会(1) 三石博行 自治体は放射性物質の付着したガレキを持ちこみ焼却処理してはならない 何故、市民がガレキの焼却処理に反対するのか。その理由は明らかである。つまり、ガレキに含まれている放射性物質へ不安を持っているから...
2012年5月2日水曜日

福島原発事故放射能汚染の現実を受け止める必要はないか

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ドイツZDF報道番組「原発ハンター」からのメッセージ 三石博行 みどり京都の代表杉山廣行氏から、ドイツのZDFの報道番組「原発ハンター」のYouTube動画が送ってきた。日本では福島の原発事故による放射能汚染の現実はどこまで正確に報道されているのだろうか。今でも...
2012年4月19日木曜日

関電京都支社前で大飯原発再稼働阻止のリレー座り込みが始まる

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大飯原発再稼働の政府方針を問う 三石博行 政府の大飯原発再稼働は正しいのか 今日のニュースで民主党政権は大飯原発再稼働を進めることを決めたらしい。まだ、福島原発事故の原因とその対策の政府見解も出されていない。福島での原発事故に対する国民の不安は大きい。 この国民...

詩的に表現することとは何か 詩に取って真実とは何か

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三石博行 詩人と呼ばれる言葉の詐欺師について 本当のことばは人に言いたいから生まれるのではない。 自分に言いたいから、言わなければならないから生まれるのだ。 そもそも詩人なるものが、本当の言葉など語れるものか。 そう思った。 これは、全ての詩人への挑戦状...

直近の衆参両議院選挙で多数を占めた政党の党首を首相とする制度を提案する

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立法機能改革のために  三石博行 今日も、二人の閣僚に問責決議案が提出された 今日の朝のニュース、二人の閣僚の問責決議案が参議院に出されるとのこと。 国民の反応は、色々と言うニュース。その通りだろうと思う。 明らかなことの一つとして、国会では常にこうした問...
2012年4月18日水曜日

ブログ文書削除のお断り

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政治運動化した日本の労働運動の歴史(戦前戦中から1960年代)の削除とその理由 三石博行 日記形式のブログとは 我々は、言いたいことがあるから文章を書くのだ。 もし、書くべき主張がなければ、あえて書くことはない。 自分のために書く作業を日記と呼ぶ。これは、他...

軍事的衝突か東アジア境界領域文化圏の形成か

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東アジアの平和と繁栄は可能か(2) 三石博行 石原知事の発言で再燃化する尖閣諸島の領有権問題 今日の朝のNHKのニュースで、石原東京都知事が尖閣諸島の土地所有者から東京都が買い取る計画があることが報道された。この問題に関して、国内では色々な意見が出されている。勿論...

「北朝鮮」という我々の呼び方に含まれているもの

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東アジアの平和と繁栄は可能か(1) 三石博行 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から流れてくる映像を観ながら、日本人のみなでなく殆どの先進国の人々は違和感を持つだろう。そして、「将軍サマ」の死を悲しむ映像を見ながら、これはヤラセだと思うだろう。実際、私もそう思った。そう...
2012年4月17日火曜日

言(ことば)が肉となった

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三石博行 イースター(復活際) 西方教会の復活際の日2012年4月8日、友人夫婦の誘いで同志社教会に行った。 教会に行ったのはフランスに住んでいた時以来もう20年前になる。 無神論者の私は、以前から教会の雰囲気は好きだった。 キリスト教は宗教の中で、教義をも...
2012年4月16日月曜日

団塊の世代の私と友へ

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三石博行 今、市民運動や反原発運動に関心が高まる中で、我々が誤った70年代の新左翼運動を正当化するものは何一つないことを理解すべきである。 原発推進派の犯した誤りによって、1970年代に暴力革命や爆弾テロをこころのどこかで支持した新左翼運動が正当性される根拠は何一つない...

ポスト311時代のメディアとしての市民メデァイの社会的機能

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何故 報道機能の改革が必要なのか(2) 三石博行 「ポスト311時代のメディアとは~公共的なメディアを取り戻す作戦会議 」 OurPlanetから「ポスト311時代のメディアとは~公共的なメディアを取り戻す作戦会議 」が配信されてきた。 OurPlanet制作...
2012年4月14日土曜日

日常性という根拠なき世界の中で

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孤独な闘いは限りなく続くと思う。 ただ、黙々と進む以外に、もう私には為すべき方法が見つからないのだ。 そして、時折、敢えて自問する。 「いったい、この作業に何の意味があるのだろうか」と この問いに私は答えを見つけられないのだ。 そして、この問いに対して 「そう...

友の死を悼む

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最近、多くの友人達の逝去の知らせが入ってくる。そううい歳になったのだと自覚する。 中学時代の友人の木下重治君、、京大で毒物垂れ流し糾弾闘争をしていた清水美和君、そして伊方原発反対闘争をしていた重松君(おそ松君の愛称で呼ばれていた。彼は今から3年前にすでに他界していた)や尾崎氏...

何故、今、市民運動論が問われるのだろうか

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成熟した民主主義社会文化の日本を建設するために 三石博行 経済中心主義戦後民主主義の終焉、2009年8月30日 何故、今、市民運動論について論じるのか。それは、現在の日本社会の中で、民主主義社会を成熟させるための課題が問われているからである。言換えると、この課題は...
2012年4月13日金曜日

HKK・公共放送は誰のために「原発事故報道の検証」作業を行ったのか

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国民のための国民の公共放送が民主主義の成熟に繋がる 三石博行 民主主義の成熟を担う公共放送の社会的機能のために 国民主権、民主主義社会日本でのNHK・公共放送の社会的機能は大きい。正しく国民のための報道を行い。そして国民に支援され、国民が参画する運営を行うことで、...
2012年4月12日木曜日

二次生活資源欠乏に対する解決行為の三つのパターンとその時代的社会的要因

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生活資源の欠乏問題の解決行動としての社会運動(3) 三石博行 市民の社会経済制度の参画度合いによって生じる異なる問題解決のパターン化 豊かさを失いつつある社会での生活者(庶民や市民)がその状況を解決するために取る行動は、それらの生活者の社会的立場によって異なると言...

生産様式の発展と二次生活資源の欠乏状態

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生活資源の欠乏問題の解決行動としての社会運動(2) 三石博行 資本の本源的蓄積過程と二次生活資源の形成 生活資源論の中で、二次生活資源を「豊かな生活や社会環境を作り、個人や集団の生活の質(QOL)を高めるために必要な生活素材や生活様式」と定義した(1)。例えば、社会...
2012年4月10日火曜日

共同体秩序形成と破壊的暴力的行動の要因としての一次生活資源の欠乏状態

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生活資源の欠乏の解決行動としての社会運動(1) 三石博行 生活資源の構造とその欠乏状況の解決行動 生活資源の欠乏要因の解決行為として集団で行う生活防衛行為であると定義すると、生活資源の概念(1)からその欠乏状態について述べなければならない。ここで、生活資源論から、...
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