2020年5月4日月曜日

目次、「パンデミック対策にむけて」

ハイブリッド型災害としてのパンデミックとその対策

21世紀型の災害、パンデミックの構造

三石博行


第1部 21世紀型災害COVID-19̶̶パンデミックの構造とその対応

1章  災害の三つの形態:自然要因、人工要因と自然・人工要因
   http://mitsuishi.blogspot.com/2020/07/1.html
1-1  自然現象による災害、自然災害
1-2  人工物による社会や人への災害、人工災害
1-3  自然現象と社会的要因による災害、ハイブリッド型災害

2章  ハイブリッド型災害としてのパンデミック
   http://mitsuishi.blogspot.com/2020/07/b.html
2-1  病原菌による疾病(自然的要素)
2-2  疾病大流行の社会経済的被害(社会経済的要素)
2-3 二つの災害形態:安全管理可能と安全管理不可能な疾病災害
   http://mitsuishi.blogspot.com/2020/07/d.html

3章  日本政府の COVID-19 対策を検証する
3-1 民主主義国家の中での COVID-19 感染爆発対策への二つの成功事例
3-2 日本政府(COVID-19 感染拡大防止対策の司令塔)の判断は正しいのだろうか
3-3 感染者数でなく感染確認者数、それは国別の感染状況を理解するデータなのか
3-4 公衆衛生学の基本、隔離の概念


第2部 パンデミックへの三つの対策戦略

1章 予防策のない新型感染症対策期間:第一期

A 最も重要かつ最優先の課題(国、大学、企業が担う防疫政策)


A1 病原体の遺伝子、感染媒体、感染症の病理的特徴に関する情報
 A2 ワクチン・治療薬の開発
 A3 検査キットと検査体制の確立
 A4 予測される危機的状況に対する公衆衛生・医療体制の確立

B 科学的でより現実的な対策(健康保険行政と医療行政)
 B1 感染拡大を防ぐ人と人との空間的隔離(ソーシャルディスタンス)の設定
 B2 検査体制確立、経済的な感染者隔離
 B3 既存治療薬の援用

C 合理的、経済的な政策(政府)
 C1 既存の体制の敏速な援用と最適な体制のための改革:
 C2 人命や生活被害と社会や経済被害の双方を最小限に食い止める政治的判断:
 C3 国民と国家の負担を最小限に食い止めるための経済政策:
 C4 感染症拡大と格差社会
 C5 総合的にパンデミック対策を担う政府機関と地方自治体の体制
この後の記載予定(2020 年 7 月 6 日現在)

D 民主主義社会の文化、教育政策(報道、教育機関、文化施設、NPO、市民運動、自治体運動)
 D1 感染症恐怖と感染者差別への対応
 D2 人権問題、教育、育児問題への対応
 D3 文化施設、イベント、娯楽施設の保護
 D3 感染症対策の主体が問われる( 国家か市民か)

E 防災 緊急時の安全対策 (防災関係の政府・地方行政、等々)
 E1 移動制限
 E2 生活活動の自粛
 E3 プライバシー保護と感染防止、ソフト開発
 E4 地方自治体の課題、
 E5 複合災害対策


2章 ワクチンや治療薬開発後から始まる医療・社会経済対策:第二期

A マクロ社会学的課題
 A1 第一期の被害の修復作業
 A2 防疫安全保障と国際協力
 A3 経済安全保障と国際連携

B ミクロ社会的課題
 B1 新しい社会経済活動や生活スタイルの普及 経済活動の在り方
 B2 民主主義社会の在り方 市民参加型
 B3 総合的パンデミック対策を課題にした社会インフラ


3章 パンデミックが繰り返し起こり、常態化する時代:第三期

A 社会文化的課題
 A1 21 世紀の災害パターン:繰り返し起こるパンデミック
 A2 第一期での被害を最小限に食い止めるための対策
 A3 第二期の重要な作業内容の再確認
B 地球環境的課題
 B1 環境問題、熱帯雨林の保護、地球温暖化対策
 B2 国際協力体制に向けた課題とその解決の道筋

 B3 関連課題との連携 (エネルギー問題、食料問題、教育、公衆衛生、生活文化、民主主義文化の成長への協力)


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