12月3日(土)14時から17時(京都・奈良EU協会第五回京都講演会)
三石博行
京都奈良EU協会の第五回京都講演会のご案内
前回9月3日に予定していました谷口修一先生の講演が台風のため中止となり、改めてお忙しい谷口先生にご無理をお願いして、12月3日に講演会を開催する予定になりました。ご存知のように、10月17日のNHKプロフェショナル仕事の流儀で谷口先生の白血病治療が紹介されました。番組でも、ごく短い時間ではありましたが、谷口先生が福島原発事故現場にすぐに駆けつけ、原発事故処理を行っている従業員の方々の病気(白血病)の対策を行ったことや、今回、先生が報告される自己造血幹細胞事前採取による予防治療が紹介されていました。
今回の講演会では、今後、福島第一原発事故処理のために働く人々の被曝障害の発生を防ぐための治療についてお話を聞くことが出来ます。この治療、自己造血幹細胞事前採取による白血病治療(谷口プロジェクト)は世界的に有名になろうとしています。
また、一回目の講演を行ってくださいました平岡諦先生が今回の講演会の司会をして下さいます。平岡先生も血液内科の専門医ですから、谷口修一先生のお話と相まって、専門的なお話を聞くことが出来ます。
12月3日の谷口修一先生の講演と平岡諦先生の司会での「原発作業員に対する自己造血幹細胞事前採取の提言」に関する谷口修一先生の講演会に是非とも参加していただくように、お願いします。
日時 12月3日土曜日 14時から17時
場所 クリニックサンルイ
京都市山科区安朱南屋敷町35番地 木下物産ビル4階
電話 075-583-6866
地下鉄山科から徒歩3分
JR山科駅から徒歩4分
http://www.cslk.jp/clinic/access/index.html
講演スケジュール
講演者 谷口修一 医師 (虎の門病院血液内科部長)
司会者 平岡諦 医師 (大阪中央病院顧問)
講演タイトル 「原発作業員に対する自己造血幹細胞事前採取の提言」
谷口修一先生からの講演についての説明
3.11東日本大震災に伴う東電福島原発事故は現時点で解決の糸口もつかめていない。INESレベル7に相当する多量の放射性物質が放出される中、事故の早期収束を目的に多くの生身の人間が我が身を犠牲に作業に従事している。我々は不測の大量被爆に備え、緊急の治療体制を整えると共に、命を救う最大の武器になり得る自己造血幹細胞の事前採取・保存を提言した。講演では、急性放射線障害に対する造血幹細胞移植の役割について論ずる。
講演会のチラシ
講演シリーズ「医師・専門家からみた福島原発事故」第5回京都講演会(9月3日)
「原発作業員に対する自己造血幹細胞事前採取の提言」のチラシをダウンロードできます。
http://hiroyukimitsuishi.web.fc2.com/pdf/syakai_01_01/lecture111203.pdf
参考資料
1、谷口修一 「なんとしても原発作業員は守らねばならない」MRIC by医療ガバナンス学会Vol.85 (2011年3月25日)
http://medg.jp/mt/2011/03/vol85.html#more
2、谷口修一 「高齢の白血病患者でも治療できるさい帯血ミニ移植」
http://www.gsic.jp/cancer/cc_21/ht/cr.html
3、NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 「生きたいその願いのために 血液内科医 谷口修一 再放送 10月28日午前0時15分から午前1時3分
http://www.nhk.or.jp/professional/
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谷口修一医師講演「原発作業員に対する自己造血幹細胞事前採取の提言」をYouTubeで紹介
YouTubeで紹介
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ブログ文書集
1、ブログ文書集「原発事故が日本社会に問いかけている課題」目次
http://mitsuishi.blogspot.com/2011/06/blog-post_3562.html
2、ブログ文書集「東日本大震災の復旧・復興のために 震災に強い社会建設を目指して」の目次
http://mitsuishi.blogspot.com/2011/03/blog-post_23.html
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2011年10月20日 誤字修正
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1 件のコメント:
三石先生今晩は。
脱原発のMLからの紹介で御邪魔しています。明日の谷口先生の講演会は動画で記録されますか?私は山梨で仕事なので伺えませんが、IWJなどで後日拝見できればありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
それから 三石先生がブログの冒頭でおっしゃられている哲学と生活の相互関係については全く同意です。戦後アメリカの占領政策で教育において、子供を大人から分離し、学問(科学と哲学その他)を生活から分離したために一般生活者は無資格者のような扱いを受け、大変迷惑してきたばかりでなく、生活の中に発見され受け継がれてきた生活の知恵が身近な大人から伝えられなくなってしまったと思っています。
そして哲学を追求しつつ生活者が語り合うことも私の周囲では白い目で見られるような有様です。
これはコメントというよりため息みたいなものですから公開されなくていいと思います。御忙しいのにごめんなさい。また勉強させてくださいね。
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