5月21日、第三回関西政治社会学会研究会「少子化問題とその対策」の発表者の要旨付のご案内
日時 2016年5月21日(土)13時00分-17時50分
場所 同志社大学烏丸キャンパス志高館2階共同研究室SK288
場所 同志社大学烏丸キャンパス志高館2階共同研究室SK288
今回の研究会では、現在の社会問題の一つ「少子高齢化とその対策」を理解し解決するために、今回の研究会を企画しました。この課題が多くの課題に関連していることを了解した上で、今回は、「少子高齢化とその対策」の課題を二つの視点から検討することになります。
その一つは、女性の問題として出産、子育てが語られてきた歴史や社会文化的背景を批判的に分析解釈し、その社会構造の変革のための政策を検討する課題である。この課題に関連する研究報告を1部で行います。
もう一つは、少子化を疲弊する地域社会、特に農林漁業社会の課題として理解し、その解決、地方活性化のための政策を課題にした研究を取り上げました。この課題に関する研究報告を2部で行います。
また、この研究会は誰でも参加できますので、皆さまの研究会、グループデスカッションを通じた意見交流への参加を期待します。
三石博行 (関西政治社会学会会長)
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◎2016年5月21日、2016年第3回関西政治社会学会
日時 2016年5月21日(土)13時00分-17時50分
場所 同志社大学烏丸キャンパス志高館2階共同研究室SK288
https://www.doshisha.ac.jp/inform…/…/imadegawa/karasuma.html
日時 2016年5月21日(土)13時00分-17時50分
場所 同志社大学烏丸キャンパス志高館2階共同研究室SK288
https://www.doshisha.ac.jp/inform…/…/imadegawa/karasuma.html
参加自由、参加費無料
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開催 挨拶 13時00分-13時05分
三石博行 (政治社会学会、NPO太陽光発電所ネットワーク)
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開催 挨拶 13時00分-13時05分
三石博行 (政治社会学会、NPO太陽光発電所ネットワーク)
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1部 テーマ「少子化問題とその対策」
時間 13時05分-16時10分 (125分)
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報告者1 田間泰子先生(日本女性学会、大阪府立大学)(報告40分 質問5分)
「少子化問題とリプロダクティブ・ライツのゆくえ ―少子化問題を根源から考える―」
1部 テーマ「少子化問題とその対策」
時間 13時05分-16時10分 (125分)
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報告者1 田間泰子先生(日本女性学会、大阪府立大学)(報告40分 質問5分)
「少子化問題とリプロダクティブ・ライツのゆくえ ―少子化問題を根源から考える―」
本報告は、第二次世界大戦後の日本社会の歴史を、フェミニズムと社会学的視点からレビューすることを通して、現代の少子化問題を根源から捉えなおす。「Ⅰ.妊婦はどこにいるのか?」では、諸データをもとに妊婦の存在がいかに社会的に不可視となったかを示す。「Ⅱ.Bodies that Matter」では、フェミニズム的ケア論を導入し、思想的に妊婦を社会的存在として位置づける可能性を探る。以上から、少子化問題を、皮相的な少子化対策に還元することなく、人の命と社会との関係の問題としてより根源的に考え直したい。
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報告者2 大束貢生先生(日本ジェンダー学会、佛教大学)(報告40分 質問5分)
「男性から見た少子化問題」
報告者2 大束貢生先生(日本ジェンダー学会、佛教大学)(報告40分 質問5分)
「男性から見た少子化問題」
「少子化問題は産む性である女性の問題として語られがちであるが、男性の問題でもある。
男女共同参画社会を共に創っていく中で、男性が少子化問題をいかに自分たちの問題として捉えることができるのかについて、みなさんとともに語り合いたい」
男女共同参画社会を共に創っていく中で、男性が少子化問題をいかに自分たちの問題として捉えることができるのかについて、みなさんとともに語り合いたい」
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グループデスカッション (30分、報告5分)
グループデスカッション (30分、報告5分)
数人でグループを作り、報告者も入れて、若い研究者にグループリーダとなって頂き、活発な意見交換を行います。最後、1分間で、グループリーダが、それぞれのグループでの議論をまとめて、報告します。
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休憩16時10分-16時25分 (15分)
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2部 自由課題「地域社会の活性化、少子高齢化対策」
2部 自由課題「地域社会の活性化、少子高齢化対策」
時間 16時25分-17時45分 (80分)
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報告者1、水垣源太郎先生(政治社会学会、奈良女子大学)(報告40分、質問5分)
「地域社会の活性化としての農業と少子高齢化対策 ―高齢化する中山間地域、限界集落の問題を考える―」
報告者1、水垣源太郎先生(政治社会学会、奈良女子大学)(報告40分、質問5分)
「地域社会の活性化としての農業と少子高齢化対策 ―高齢化する中山間地域、限界集落の問題を考える―」
「中山間地域コミュニティのデザインを考えるー奈良県を事例として」
日本の少子高齢化は世界に類例を見ない段階に突入しているが、その様相は都市と地方で異なっている。都市郊外、とくにオールド・ニュータウンでは、団塊世代の定年退職によって高齢化が加速する一方、地方では、就業機会および子どもの教育機会の都市集中に伴う若年層の都市移動が依然として続いている。
さらに近年では、2025年に後期高齢者になる大都市団塊世代への対応の遅れがようやく広く話題とされるにようになった。報告者がフィールドとする奈良県は,合計特殊出生率と女性有業率がともに全国的に最下位の水準にあるという特徴をもった地域である.
県域は,京阪神大都市圏内にあって昼夜間人口比率が低く人口が増加しているベッドタウン地域と,ゆるやかに人口が流出している古くからの市町,さらに京阪神大都市圏外の人口流出が激しい広大な中山間地域といった対照的な3地域を含んでいる.
本報告では、各地域における少子高齢化の諸相を検討するとともに、島根県中山間地域研究センターが提案する新しい社会構想なども紹介しながら、地域の今後を考えるための話題を提供したい。
日本の少子高齢化は世界に類例を見ない段階に突入しているが、その様相は都市と地方で異なっている。都市郊外、とくにオールド・ニュータウンでは、団塊世代の定年退職によって高齢化が加速する一方、地方では、就業機会および子どもの教育機会の都市集中に伴う若年層の都市移動が依然として続いている。
さらに近年では、2025年に後期高齢者になる大都市団塊世代への対応の遅れがようやく広く話題とされるにようになった。報告者がフィールドとする奈良県は,合計特殊出生率と女性有業率がともに全国的に最下位の水準にあるという特徴をもった地域である.
県域は,京阪神大都市圏内にあって昼夜間人口比率が低く人口が増加しているベッドタウン地域と,ゆるやかに人口が流出している古くからの市町,さらに京阪神大都市圏外の人口流出が激しい広大な中山間地域といった対照的な3地域を含んでいる.
本報告では、各地域における少子高齢化の諸相を検討するとともに、島根県中山間地域研究センターが提案する新しい社会構想なども紹介しながら、地域の今後を考えるための話題を提供したい。
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グループデスカッション (30分、報告5分)
グループデスカッション (30分、報告5分)
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閉会の挨拶 17時45分-17時50分
新川達郎先生(政治社会学会理事長、同志社大学)
閉会の挨拶 17時45分-17時50分
新川達郎先生(政治社会学会理事長、同志社大学)
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懇親会 18時10分-20時10分
場所 芙蓉園(既に予約済)
http://www.fuyouen.net/
参加費2000円、学生1000円
懇親会 18時10分-20時10分
場所 芙蓉園(既に予約済)
http://www.fuyouen.net/
参加費2000円、学生1000円
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