三石博行
今日、いつものようにEddy Van Dromさんと「プログラム科学論研究会」を私の研究室で行った。
彼が、研究室に入るなり、「Hiro 大変な夢をみたんだ」と話し出す。
H.「なんだい、その大変な夢とは」
E.「寝る前に、吉田先生の論文を読んだんだ。そして、寝たら、大変な夢をみた。吉田先生の難解な文章(日本語)におぼれて、助けてくれと悲鳴をあげて、目が覚めた。夜中の2時だった。夢の中で、私は困難な文章に溺れていたんだよ。悲鳴を上げながら起きただよ。」
とEddyさんが話す。
H.「それは大変な悪夢(cauchemar)だったね。あんな文章に溺れたらどれほど怖いか。」
と私はおもしろ半分に彼をからかいながら話す。
Eddyさんは、私の言葉をききながら、面白半分に、自分の体験をまた説明しなおす。
H.「吉田先生が、君にさ、眠らないで勉強しろと言ったんじゃないか」
と私がさらに面白半分に答えると、それはないようねという表情で、彼は私をみた。
そして、彼と私は、いつものように、二人の研究会を始めた。
「これは 吉田理論で云うシンボルプログラムの一例である」というのが、二人の結論であった。
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