生活運動から思想運動へ

哲学に於いて生活とはそのすべての思索の根拠である。言い換えると哲学は、生きる行為、生活の場が前提になって成立する一つの思惟の形態であり、哲学は生きるための方法であり、道具であり、戦略であり、理念であると言える。また、哲学の入り口は生活点検作業である。何故なら、日常生活では無神経さや自己欺瞞は自然発生的に生まれるため、日常性と呼ばれる思惟の惰性形態に対して、反省と呼ばれる遡行作業を哲学は提供する。方法的懐疑や現象学的還元も、日常性へ埋没した惰性的自我を点検する方法である。生活の場から哲学を考え、哲学から生活の改善を求める運動を、ここでは生活運動と思想運動の相互関係と呼ぶ。そして、他者と共感しない哲学は意味を持たない。そこで、私の哲学を点検するためにこのブログを書くことにした。 2011年1月5日 三石博行 (MITSUISHI Hiroyuki)

2016年9月27日火曜日

PV-Net関西研修会

資料

2019年問題
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投稿者 三石博行 (hiroyuki.mitsuishi) 時刻: 15:23

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9、「福島原発事故から立ちあがる市民」


10、「国際社会の中の日本 -国際化する日本の社会文化-」


11、「民主主義文化としての報道機能について」


12、「持続可能なエネルギー生産社会を目指すために」


13、「社会問題に関するエッセイ集」


14、「原発事故が日本社会に問いかけている課題」


15、「東日本大震災から復旧・復興、災害に強い社会建設を目指して」


16 「大学教育改革論」


17 「差別とは何か。それと向き合うこととは何か」

18  「市民運動論」

19 「わが国の民主主義文化を発展させるための課題について」
20、「成長経済主義を越えて成熟循環型経済社会への転回のために」

21、「設計科学としての生活学の構築」


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槇和男「読書感想」
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