2011年3月9日水曜日

トレーの中で蕾をつけた水菜

2011年3月9日の庭

三石博行





昨年の12月の始めに、水菜の種をトレーの中に蒔いた。畑に蒔くには場所もなく、また12月に入っていたので遅すぎる。トレーだとサンルームの近くに置ける。少し暖かいから芽も出た。そして今年の厳しい冬は、トレーの上も雪で覆われた。

3月になってまだ寒さは続いている。それでも日照時間は長くなった。朝6時半には庭で野菜も取れる。トレーの中の水菜は食べるには余りにも小さいし、タマネギの苗を取った所に植え替えてもいいが、まだ寒い。

しかし、よく観ると、小さな水菜はもう蕾み(つぼみ)を付けて、小さな黄色い花が咲きかかっている。



こんなに小さい水菜でも花を付けるのか。

ともかく、彼らは子孫を残すことが生きている目的なのだ。それをどう誤解したか、食べて貰うために水菜が大きくなってくれるとこっちは思っている。しかし、寒いとはいえ、もう3月の中旬なのだ。水菜にとっては子孫を残すために、葉っぱを伸ばすためのエネルギーをつかって、花を咲かそうとしているようだ。



この水菜たちは、今日から食料用から観賞用に役割が替わることになった。もう食べられる心配はない。小さいが黄色い花を付けて楽しませてくれるだろう。


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