2011年3月25日の庭
三石博行
毎年、冬に訪問者がやってくる。冬しか来ない。多分渡り鳥かもしれない。もしくは、山に食糧がないから人家のある所に来るのかもしれない。
彼らの好きな野菜は、ケール、キャベツと栄養分の多い肉厚の葉っぱを持った野菜だ。小松菜やホウレン草はそんなに好きではない。
今年の冬は、ビタミン菜を植えた。ビタミン菜が随分お気に入りで、毎日、葉っぱをつつきに来る。殆ど良いところは、ツガイでくるこの家族に食べられる。
真冬が終わり、寒さが和らぐ。すると野菜たちに変化が起こる。
まず、小松菜のとうが立ちだしたので、まず、小松菜を食べてから、ビタミン菜の葉っぱを食べることにした。
今週に入って、私もようやくビタミン菜を取ることが出来た。もう、鳥に葉っぱの先を突かれて、まるで破れた扇子のようになっている。
それでも、今朝も葉っぱをとった。ここは寒いから朝早くは野菜の葉っぱは凍っている。
葉っぱを集めて、雨水タンクの水で洗って、鳥に食べられてぼろぼろになった葉っぱを捨てて、食べられるところを集める。
それで野菜ジュースを作る。
確かに、この野菜は、今までの小松菜より甘い。
おいしい野菜ジュースが出来た。
彼らは、野菜のことをよく知っているのだと、改めて彼らの能力を見直したのだった。
3月25日
友人から、この迷惑者の名前は「ヒヨドリ」だろうと連絡を貰う。
早速、調べてみた。
確かに、ヒヨドリみたいだ。
参考 Yshooオンライン野鳥図鑑
http://www.yachoo.org/Book/Show/462/hiyodori/
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