2019年3月14日木曜日

「多様な近代化過程、その資本主義・近代国家の様相とその構造」文書群の構成企画

「多様な近代化過程、その資本主義・近代国家の様相とその構造」の目次



-非西洋型資本主義・民主主義社会形成過程の理論のために- 



近代化過程から世界を観ることによって、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ等の非欧米諸国の国家の多様な形態が理解できる。この作業は国家を政治的イデオロギーで分類し、国際的な対立を煽ることを止めさせ、政治、経済、文化の多様性を相互に認める外交の視点を与え、世界の多様な国々が共存できる相互間の要素を見出すために行った。そして、この課題は、ポスト近代化過程、つまり、高度科学技術文明社会になっている欧米や日本が成熟した資本主義経済、民主主義政治、人権文化をさらに発展させるための課題について述べる。


これらの文書群を整理するために、文書構成を試みてみた。


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『多様な近代化過程、その資本主義・近代国家の様相とその構造 』


-非西洋型資本主義・民主主義社会形成過程の理論のために-

1、多様な近代過程の国家群の様相

1-1、アジア型近代国家の理解とは
1-1-1、多様な資本主義国家の形態 -アジア型資本主義経済の理解-
1-1-2、多様な近代国家の形態の理解の意味
1-1-3、装置としての多様な近代化過程の国家論、理論の意味と目的

1-2、日本の歴史的事象の理解から
1-2-1.日本の古代、中世、近世の歴史
1-2-2.明治維新と呼ばれる特殊な革命
1-2-3.近代国家形成のための国家指導型資本主義経済政策
1-2-4.後発資本主義国家として国家指導型資本主義経済政策の必然性
1-2-5.多様な近代化過程、ポスト近代化過程の中での世界の理解

1-3、多様な国家の近代化過程の様相
1-3-1.21世紀の多様な国家形態を理解するための視点
1-3-2、4つの異なる近代化過程の国家形態モデル
(前近代国家、初期近代型国家、成熟型近代国家、ポスト近代国家)
1-3-3、個々の国家の現状とその近代化過程によって生まれている多様な国家の形態


2、四つの主要な近代化過程要素(経済、政治、教育、文化)

2-1、多様な経済近代化過程
2-1-1.三つの工業社会化過程からの分類
2-1-2.多様な経済制度の近代化過程の分類
   資本主義経済過程(自由主義経済)
   社会主義経済過程(平等主義経済)
2-1-3、経済のポスト近代化過程の様相
   国際経済成長型(市場原理主義・新自由主義経済)
   生活経済成熟型(自由・平等、人権志向型経済)

2-2.多様な政治体制の近代化過程 民主主義
2-2-1、四つの形態(前近代型、初期近代型。成熟期近代型、ポスト近代型)
2-2-2、前近代型国家の政治体制
2-2-3、初期近代型国家の政治体制(独裁型、官僚主導型、国家管理型)
2-2-4、近代成熟型国家の政治体制(国民主権型、議会民主主義型)
2-2-5、ポスト近代型国家の政治体制(国民主権型、市民参画型民主主義)

2-3、多様な国民教育、科学技術政策の近代化過程
2-3-1、国民国家形成の基本政策としての国民教育政策
2-3-2、教育近代化国家の分類
2-3-3、ポスト近代化国家、高度科学技術社会

2-4.多様な文化の近代化過程 人権主義文化
2-4-1、文化の近代化、三つの人権課題の概念
2-4-2、一次人権課題、
2-4-3、二次人権課題、
2-4-4、三次人権課題、


3、ポスト近代化過程 高度民主主義国家の形成課題

3-1、ホスト国家指導型政治体制を目指す課題・わが国の課題
3-1-1.終焉する官僚指導型国家・現代日本の政治現象
3-1-2.ホスト官僚指導型政策決定国家を目指す課題
3-1-3.問われる行政・立法機能の改革と無力な利益集団・政党と官僚
3-1-4、現在問われている社会改革の課題

3-2、持続可能型の市民参画型社会形成のため
3-2-1.持続不可能な世界としての21世紀の未来
3-2-2.持続可能な社会を構成している要素
3-2-3、国民の社会改革への参画こそ民主主義文化展開の唯一の方法である

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